自分のためにきれいになる

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【春からのメイク②】チーク・リップで表情をキメる

肌のイエローベース・ブルーベースを考えだすと、自分に似合う色は何色だろう?となって化粧品選びが大変になる。やっぱり好きな色をつけたいし、好きな色をつけてみて、なんだか違うなとなったらそのときどきに対応すればいいだけの話。チークとリップは顔の雰囲気を大きく変えてくれるので、プチプラでいろんな色に挑戦してみるのがいいと思う。

ちなみに今回は、デイリーユース用ということで無難な色ばかりに注目した。赤や紫についても検討したいが、今回は見送ることとする。

①チーク

前回のベースメイク編でも少し触れたチーク。チークの働きとしては、顔色をよくすることはもちろん、①顔の雰囲気を変える(例:大人っぽい、かわいらしい、元気など)②シェーディング(入れ方を工夫すると顔に立体感を与えることができる。またラメ入りのものはハイライトの働きも)の二点が重要だと思う。個別の品を見ながら上記二点について検討していきたい。

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1:レブロン・マットパウダーブラッシュ 108シルキーブラッシュ

2,3:キャンメイク・クリームチーク 13ラブピーチ 07コーラルオレンジ

4:キャンメイクの廃盤になってしまったもの

5:キャンメイク・パウダーチークス PW25シュガーオレンジ

先に②シェーディングの働きについて、クリームチークは艶を出すことによって頬の高さを強調し、パウダーチークは頬骨の形を意識して入れることで輪郭の形を調整し、顔の立体感を出すことができる。したがってパウダーチークは、ブラウンなどの色味を見て取れる若干暗めの色が望ましく、クリームチークは、淡い色やクリアな色が望ましいと考えられる。難しいのは、鮮やかかつクリアではない色である(わたしにとってはクランベリーレッドや青みピンクが難しい)。鮮やかかつクリアではない色のチークは、系統の近い淡色と合わせることで使用している。上記であれば、4の青みピンクは、右の淡いピンクを広範囲に広げ、左の色を頬骨の最も高いところに小さく入れて、グラデーションを作っている(という使い方が商品の裏に書いてあった)。

次に①顔の雰囲気を変えるという点について、上掲の各色について考察していく。

1はラメが入っておらず、赤よりのコーラルピンクという感じで、大人っぽい表情に仕上がる。顔が平坦にならないようにハイライトが必須だが、職場用に重宝しそうな色だ。ただし発色が大変よいので、ブラシのティッシュオフをしてから顔に乗せた方がいい。

2は大変愛らしいピンク。高校卒業したての女の子のイメージ。

3は2よりも落ち着いたピンクで、最も無難に使いこなせる色だと思う。リップの色味も選ばないと思うので、これから一番減っていきそうな色だ。

4の青みピンクは難しい色だが、チークを主役に決めて全体のメイクを設計すれば、いつもと異なる表情を作り出せる。

5は唯一のオレンジ。快活さを与えるにはオレンジが手っ取り早く、元気そうな感じにするために、わたしは就活中に使っていた色だ。夏場に日焼けしたときのためにも、オレンジを一色持っておいて損はないだろう。

 

②リップ

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1:キャンメイク・ステイオンバームルージュ 02スマイリーガーベラ

2:キャンメイク・ステイオンバームルージュ 05フローウィングチェリーベダル

3:キャンメイク・ステイオンバームルージュ 06スウィートクレマチス

4:イヴサンローラン・ルージュヴォリュプテシャイン 31ローズイノセント

5:イヴサンローラン・ルージュヴォリュプテシャイン 51ローズサハリエンヌ

リップって化粧直しでいちばん使うし、いつ見ても「かわいい!」ってなるためにも、パッケージのデザイン性は必須だと思う。ということで、機能・デザインともに気に入った二点で五色用意した。わたしが口紅を選ぶポイントとしては、①乾燥の具合②ピンク~オレンジのグラデーションにおいてどこに位置するか③艶の三点である。①と③は同じ観点と思われてしまうかもしれないが、決してイコールの関係にはない。また、わたしはグロスのさらさらした感じが好きではないので、グロスなしでも乾燥しないという点を重視している。

まず①について、キャンメイク・ステイオンバームルージュは、口紅というよりもリップバームに近く、結構硬めのテクスチャだ。唇の薄皮がぱりぱりに乾燥していない限りは、塗り直しのときに下地も必要としない。発色も良く、信頼できる一品だ。イヴサンローラン・ルージュヴォリュプテシャインは反対に、グロスのようにするするとのびるつけ心地。唇の保湿をしておかないとうまく乗らないことは確かだが、あのつけ心地はこの品しかない。色の展開も充実しているので、自分だけの一色を見つけるという意味でも楽しさがある。

③については、両者ともマットとてかてかの中間に位置する上品な艶感を作ってくれるので、満足している。

さて各色について。

1はオレンジのリップで、チークでオレンジをつけるときに合わせている。チーク無しのメイクのときに塗っても、唇が悪目立ちしなくていい仕上がりになるだろう。

2はきれいな桜色の唇になる。かわいい。

3はコーラルピンクがほしくて買ったが、わたしの唇に乗せるとベージュのように見えて、一瞬ぎょっとする。顔色が悪く見えるのだ。逆に考えると、チークを目立たせたいときのメイクに合わせるべき一色ととらえることもできる。

4はいつでもどこでもつけていけるような一色。あくまでわたしの肌色で、という意味ではあるが。

5は2と同じようなかわいらしいピンク。かわいい。

 

就職したら、毎日の楽しみがメイクくらいしかない。